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リダックサポートデスク

　住宅ニュースレター February 2018

こんにちは、リダック住宅サポートデスクです。

暦の上では春のはじまり「立春」とは名ばかりの寒さが続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか？

日本では如月・衣更着（きさらぎ）とも言い、まだ寒さが残るため、衣を重ね着する（更に着る）月の意味だともいわれています。英語の「February」は古代ローマ神話のFebruusから取ったと言われ、またこの月に行われる古代ローマにおける清めの儀式Februaからとのこと。それぞれの言語での月名の由来を調べてみるのもおもしろいかもしれませんね。

今月は退去の際の原状回復の為のポイントについまとめてみました。

退去の際の原状回復のために・・・。

テナントには「入居した時と同じ状態で退去引渡しを行う」という原状回復義務があります。

入居時にはなかった不具合、汚れなどがあるとテナント責任となり、その費用が敷金から控除されます。入居時のインスペクションシート（Inspection Sheet)や写真の記録をもとに物件の状態を確認し、掃除や修理を進めてください。

契約書に「プロフェッショナルのクリーニングが必要」等、最初から清掃費に関しての記載がある場合は、その手順に従うようにしてください。

■退去時クリーニングのチェックリスト

　掃除をする際は、使用する洗剤、道具は対象の素材に合ったものを利用しましょう。

　掃除方法がわからない場合は、必ず貸主に相談することをおすすめします。

チェックポイント

キッチン

　ホコリ、油汚れ、水垢、焦げはきれいになっていますか？
　冷蔵庫、キャビネットの中に残っているものはありませんか？　

　
　●　ガスコンロ

　●　キッチン家電（オーブン、電子レンジ、冷蔵庫、食器洗浄機など）

　●　換気扇

　●　キッチンカウンター

　●　キャビネットの中、扉

　●　シンク

住宅サポートデスク　Q&A コーナー

～実際のお客様からのお問合せ、交渉の実績から～

バスルーム

　水垢、カビは残っていませんか？
　切れている電球は交換してありますか？

　●　浴槽、シャワー、シャワードア

　●　洗面台、キャビネットの中、鏡

　●　トイレ

リビング、ベッドルーム、階段、ガレージ、地下室

　ホコリや汚れは残っていませんか？

　壁についた手あか、いたずら書きはありませんか？

　カーペットにしみや汚れはありませんか？

　私物やゴミは処分しましたか？

　●　ブラインド、窓、窓枠、網戸

　●　床、カーペット

　●　冷暖房器具（本体、フィルター、換気口）

　●　ドア

　●　電球の傘、シーリングファン

　●　クローゼットの中

　※　カーペットのシミは素人が落とそうとすると、カーペットの色が抜けたり、土台までダメージを与えることがあるので

　　　カーペットクリーニングやシミ抜きなどを専門業者に依頼することをお勧めします。

ご質問:

「冬に間の留守中、一時帰国中にもっとも気を付けることはなんでしょうか？」

アドバイス：

今年になって、住宅サポートデスクへのお問い合わせに、「一時帰国中から戻った際に、水道管が破裂して部屋が水浸しになっていて、どうしたらよいでしょうか？」というお問い合わせを数件頂戴いたしました。

まずは大家に報告し、加入されている保険会社へ連絡する旨お伝えいたしましたが、そのようなトラブルが発生しますと、修復に時間がかかり、数日間は住めないことになりかねません。寒さの厳しい地域のアパートなどには、暖房の推奨設定温度というものがあり、一定の室温 (65度F) に保つようにと契約書の中に記載されていることもあります。アパートやコミュニティーの入り口で、Freeze Warning のサインをみかけることもあるかもしれません。「水道管が凍らないように室温に気を付けましょう」「水がゆっくりポタポタ落ちるよう、蛇口を少しだけ開けておきましょう」という警告サインです。
長期外出する際もくれぐれもサーモスタットのスイッチをOFFにはせず、ONのままにしてお出かけするようにしましょう。

また、長期の間留守にする場合は、事前に貸主に連絡しておくことをお勧めいたします。