リダックサポートデスク

　住宅ニュースレター November 2018

こんにちは、リダック住宅サポートデスクです。秋も一段と深まり、寒さが身にしみる季節となりました

今月末にはアメリカ人にとってはクリスマスに並ぶ重要な祝日「サンクスギビング（感謝祭)」があります。それぞれの家庭ではターキー（七面鳥）を焼いて家族でお祝いします。その祝日の翌日は「ブラックフライデー」年に一度の大セール。

家族で楽しいサンクスギビングホリデーをお過ごしください。

今月はお住まいの冬支度についてまとめてみました。

お住まいの冬支度について

■外出時の暖房設定

ホリデーシーズンがスタートし、旅行などで長期間お住まいを留守にする場合など、水道管の凍結を予防するため、室内を一定の気温に保つことが大切です。エリアにより異なりますが、一般的には華氏（Ｆ°）55度～65度に保つよう契約書で定められている場合もありますので一度契約書を確認してみましょう。各部屋のドアを開けておき、普段から水道管の伸びている地下室や、バスルームにも暖かい空気が流れるようにするのもポイントです。一見暖房費がかかるように思えますが、パイプ破裂による損害は暖房費をはるかに超える費用となりますので、特に長期にわたって家を空ける場合には必ず室温設定を確認して下さい。

■桶（Gutter)の手入れ

並木の多い住宅街の戸建てのお住まいの方は秋になると、庭や屋根に落ち葉がいっぱいになりお掃除で一苦労でしょう。契約内容にもよりますが、お庭の手入れがテナントの責任となっている場合はきちんと掃除をしておきましょう。特に桶（Gutter)は要注意です。桶に溜まった落ち葉をそのままにしておくと、雨水の流れを食い止め、屋根から屋内への雨漏りの原因となる場合があります。庭や桶掃除が大家の責任になっている場合は、大家の手配した庭師がきちんと掃除をしたかどうかを確認しましょう。また落ち葉などを捨てる袋がコミュニティによって指定されている場合もあるので、大家もしくはコミュニティに確認しておきましょう。

■外に出ている蛇口の凍結、破裂防止

まず外に出ている水道管の蛇口の家屋内(地下室など)にある元栓をしめます。
そして外の蛇口を開けて中に残っている水を出し、水道栓を閉めます。これをすることによって、元栓と蛇口の間に残っている水を出し切ることができ、凍結防止となります。同時に庭の水撒き用に使用されたホースも水道栓から外しておきましょう。

■ガレージのドア

ガレージのドアは開けっぱなしにしていると、冬場は特にネズミやリスなどが暖を求めて家に入り込み大変なことになる恐れがあります。動物にとっても、アメリカの寒い冬は厳しいものなんでしょうね。必要時以外はガレージは締めておくように心がけましょう。

■加湿器は外から離れたところに置く

風邪を引きにくくするためには室内の湿度を５０～６０％台に保つのがいいと言われ、最近では多くの家庭で加湿器を置いていることでしょう。必要以上に加湿しすぎると天井や壁などにカビが生えますのでお気をつけください。

また、加湿器はなるべく外から離れた位置に置きましょう。気温が下がりやすい窓や壁の近くになるべく水蒸気が届きにくいようにするためです。

住宅サポートデスク　Q&A コーナー

～実際のお客様からのお問合せ、交渉の実績から～

ご質問:

「窓ガラスに結露がひどくて悩んでいます。なにか対処方法はありますか？」

回答：

外気温が大幅に下がる秋から冬の間、窓ガラスの結露に悩んでいる人も多いのではないでしょうか？結露とは暖められた空気中の水蒸気が冷たいガラスや壁面にあたって冷やされ、水滴となって発生したもの。放っておくと家を傷めたり、またカビやダニが発生し、ぜんそくやアレルギー、アトピーの原因になり健康にも影響します。そこで結露を軽減する方法は下記になります。

①湿気がこもらないようにこまめに換気をするのが一番のポイント！換気扇を回したり、窓を開けたりするだけでもかなり違います。特に浴室や台所の水蒸気が他の部屋に行かないように心がけましょう。窓の開けられない場所などには除湿機を利用するのもよいでしょう。

②壁と家具の隙間は少し空けておくようにしましょう。暖かい空気が届くように“空気の通り道”を作ることがポイントです！

③結露が発生したらしっかり水滴を拭き取ること。カビの栄養源となる汚れや埃も早めに除去することが大切です。またカーテンが濡れたらすぐに洗うなど、こまめに清潔にしましょう。結露防止のカギは室内の温度と湿度をコントロールすることです。お部屋の最適な湿度は40～60％といわれています。